格安SIM(MVNO)の実効速度はどのくらい?
格安SIMに乗り換える時、覚悟しておかなければならないのはNTTドコモやauなどの大手キャリアに比べて速度は確実に落ちることです。下記の表を見ていただくとわかるようにNTTドコモやau、ソフトバンクは、通信が集中して混雑するといわれている平日の昼間でも、40Mbps以上の安定した速度が出ており、ドコモについては、100Mbpsという非常に高い速度が出ています。大手キャリアに対して、格安SIM(MVNO)業者は、通信が集中する平日昼間の 時間帯は、1.0Mbpsを切る速度の業者もザラです。基本的にフルHD解像度の動画再生には、少なくとも5Mbps程度の実効速度が必要だといわれていることを考えると、動画再生を頻繁に利用する人には格安SIMに乗り換えることはおすすめできません。私自身、いくつかの格安SIM業者を利用していますが、LINEなどのSNSアプリは問題ないですが、インターネットサーフィンは、やや読み込みが遅いと実感します。唯一、安定して高い速度を保っているFREETELやUQ mobileはそれほどストレスなく利用できるのが正直な意見です。
以上のことを踏まえると、スマホではそれほど動画やネットを利用せずに、LINEなどのSNSを主に使う人にとっては確約SIMに乗り換えるのは大きなメリットがあると考えられます。自宅に無線LANなどの設備がない場合は安いからといって安易に格安SIMに乗り換えると後悔するので注意しましょう。
キャリア | 朝 | 昼 | 夜 |
NTTドコモ | 85Mbps | 112Mbps | 97Mbps |
au | 95Mbps | 52Mbps | 73Mbps |
ソフトバンク | 60Mbps | 45Mbps | 32Mbps |
OCNモバイルONE | 22Mbps | 1Mbps | 1Mbps |
IIJmio | 49Mbps | 1Mbps | 2Mbps |
楽天モバイル | 50Mbps | 1Mbps | 27Mbps |
BIGLOBE SIM | 33Mbps | 3Mbps | 1Mbps |
FREETEL SIM | 12Mbps | 5Mbps | 11Mbps |
mineo(au) | 14Mbps | 1Mbps | 1Mbps |
UQ mobile(au) | 15Mbps | 7Mbps | 14Mbps |
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